TVアニメ「インフィニット・デンドログラム」公式サイト

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WORDS

基本情報

〈Infinite Dendrogram〉

ダイブ型のVRMMOで、VRMMOの歴史を変えたと言われる夢のゲーム。ゲーム内で五感を完璧に再現するだけでなく、現実視、3DCG、2Dアニメーションの中から視点を選ぶことができる。ゲーム内の時間は現実の3倍に加速。プレイヤーのパーソナルによって独自の進化を遂げる〈エンブリオ〉と万を越えるジョブの組み合わせにより、無限の可能性が広がっている。

アイテムボックス

アイテムを収納するアイテムの総称。中身は異次元空間となっており、開始時に貰える初心者用のカバンに収納できるのは教室一室分程度。PK後のドロップ品や《窃盗》スキルでなければ他者の所有物を入れることはできない。
また、カバン型だけでなく、リストバンド型やポケット型など形状も様々である。

初心者装備一式

最初のキャラメイクで選べる一揃いの武具。防具は和装、洋装だけでなく世界各地の民族衣装やSF風の衣装も取りそろえている。

クエスト [※難易度について]

クエストにはランダム発生のイベントクエスト、各ジョブ専門のジョブクエスト、冒険者ギルドで受注できるギルドクエストがあり、各クエストには難易度が設定されている。クエスト難易度はクエストの種類、敵の強さ、自身のレベル、制限時間などによって変わる。
ジョブクエストとギルドクエストの難易度は各ギルドのティアンが、イベントクエストの難易度は運営が算出している。
そのため、ジョブクエストとギルドクエストは実際の難易度と食い違うケースもある。

マスター

〈Infinite Dendrogram〉のプレイヤーのことで、〈エンブリオ〉をパートナーとする。〈マスター〉か〈ティアン〉かは手の甲に入った紋章の入れ墨で区別し、この紋章がプレイヤーの証明書となる。〈エンブリオ)の到達形態によって〈マスター〉の位置づけがある程度わかる。

ティアン

〈Infinite Dendrogram〉のNPCの総称。人間と同レベルの思考力と人格があり、紋章の有無以外では一見してプレイヤーと区別することができない。〈マスター〉はゲーム内で死んでもデスペナルティを受けるだけだが、〈ティアン〉は死亡すると生き返らない。

ステータス

〈マスター〉、〈エンブリオ〉、モンスターの能力値やスキルなど、固有のデータを数値化、言語化したもの。〈マスター〉のステータスは〈エンブリオ〉の補正が掛かる。〈Infinite Dendrogram〉の大きな特徴として、INT(知力)値がなく魔法の威力はMPの最大値と使用する魔法のスキルレベルで決定する。

HP:生命力。0になると死亡する。
MP:魔力。主に魔法系のスキルで消費。
SP:技力。主に肉体系のスキルで消費。
STR:筋力。物理攻撃力に関連。
END:耐久力。物理防御力に関連。
AGI:敏捷性。行動速度と体感時間に関連。
DEX:器用さ。生産や機械操作、射撃武器の使用に関連。
LUC:運。各種判定に関連。

場所

騎士の国『アルター王国』

中世風の街並みが広がる騎士の国。ゲーム内時間で半年前にドライフ皇国との大規模戦争があり、アルター王国は敗戦。領土の三分の一を失い、国家の主要人物たるティアンが数多く死んだ。

刃の国『天地』

木造の街並みが広がる和風の国。桜が舞い散り、街を見下ろすかのように城郭がそびえる。

武仙の国『黄河帝国』

幽玄な空気を漂わせる山々と大河の狭間にある中華風の国。

機械の国『ドライフ皇国』

無数の工場から排出された黒煙の立ちこめる近代的な鉄の都市。アルター王国との戦争に勝利した。

商業都市郡『カルディナ』

砂漠に囲まれ、巨大なオアシスに寄り添うようにバザールが広がる商業都市国家。各国との交易も盛んに行われている。地下資源や数々のマジックアイテムを擁した遺跡があり、非常に豊か。金こそがすべてといっても過言ではないほど金銭の力が強い。

海上国家『グランバロア』

大海原の真ん中で無数の巨大船が連結されて出来上がった人造の海上都市。造船技術に特化し、蒸気船が民間にも流通している。

妖精郷『レジェンダリア』

深き森の中にある世界樹の麓に作られたエルフと妖精、亜人たちの棲まう秘境の国。

王都アルテア

アルター王国の王都。東西南北の四方が城壁に囲まれている。中心部はさらに城壁で区切られ、内部は貴族専用のエリアとなっている。

旧レーヴ果樹園│〈初心者殺し〉

王都アルテアの南側にある果樹園。レムの実が採れる場所だが、昆虫型のモンスターが多数棲み着いたことで破棄された。スタート地点にほど近い場所にあるため、初心者用だと勘違いした〈マスター〉が多数犠牲となり、“初心者殺し”の異名がついた。

〈イースター平原〉

王都アルテアの東側に広がる平原。見晴らしの良い、初心者向けの狩場。

〈ノズ森林〉

王都アルテアの北側にある森林地帯。第二の初心者向け狩場。視界が悪い。

〈クルエラ山岳地帯〉

ギデオンの東側にある山岳地帯。カルディナとの国境線であり、重要な交易路のため商人を狙う山賊団が後を絶たない。現在はゴゥズメイズ山賊団が拠点としている。

〈墓標迷宮〉

王都アルテアの墓地区画の地下に広がる神造ダンジョン。五階層ごとに生息モンスターやダンジョン内の雰囲気が変わる。浅い階層であれば初心者でもレベリングできるが、墓標迷宮探索許可証が必要なため初心者には向いていない。

決闘都市ギデオン

王都アルテアの南にある闘技場が有名な都市。〈サウダ山道〉と〈ネクス平原〉を越えた先にある。闘技場は結界により致命傷を受けても死なず、戦闘終了後は戦闘前の状態に戻るためアイテムの破損もない。また、客の入りによって賞金がもらえる。

〈サウダ山道〉

王都アルテアの北側にある山道。初心者用の狩場だが、〈凶城〉(マッドキャッスル)のPKテロによって封鎖された。

〈ウェズ海道〉

王都アルテアの西側にある海道。〈ゴブリンストリート〉が網を張っており、PKテロの際は唯一ティアンに被害が出た。

〈ネクス平原〉

〈サウダ山道〉の南、決戦都市ギデオンの北に位置する。王都からギデオンを目指すならば必ず通らなければいけないエリア。

〝監獄〟

正当防衛や戦争以外でティアンを殺害するなど〈Infinite Dendrogram〉内で違反行為をし、指名手配されたプレイヤーを閉じ込める牢屋。管理AIが関知する数少ないプレイヤー対策。

〈エンブリオ〉種

エンブリオ

〈Infinite Dendrogram〉を象徴する無限の可能性とオンリーワンを体現するシステム。〈マスター〉のパーソナルと経験に応じて無限のパターンに進化し、様々な特性を持つようになる。基本となる5つの大きなカテゴリーのほか、レアカテゴリーや上位カテゴリー、オンリーワンカテゴリーが存在する。

第0形態~第七形態

ゲーム開始時に左手の甲に移植される卵形の宝石が第0形態。この形態は〈エンブリオ〉がマスターを観察する期間でもあり、マスターの心理や行動からパーソナルを分析、それに合わせて第一形態が誕生する。同じ形をしているのは第0形態のみで、第一形態以降は宝石が外れ〈マスター〉に合わせて変化していく。進化によってはカテゴリー名が変わることや複合カテゴリーになることもある。

紋章

〈エンブリオ〉を格納する左手の入れ墨。〈マスター〉はここから自由に〈エンブリオ〉を出し入れできる。

〈下級エンブリオ〉

第一から第三形態のエンブリオ

〈上級エンブリオ〉

第四から第六形態のエンブリオ。スキルや見た目など、下級より独自色が強くなる。

〈超級エンブリオ〉<スペリオル・エンブリオ>

現行の最終到達形態である第七形態を〈超級エンブリオ〉と呼ぶ。ここまで到達したプレイヤーを〈超級〉(スペリオル)と呼び、到達したプレイヤーは数十万人中の百人未満。

カテゴリー

TYPE:アームズ

プレイヤーが装備する武具、道具型の〈エンブリオ〉。

TYPE:ガードナー

プレイヤーを守るモンスター型の〈エンブリオ〉。人型に近い〈エンブリオ〉も少なくなく、〈マスター〉と同じように仕事や修行によってスキルを習得することができる。

TYPE:チャリオッツ

プレイヤーが搭乗する乗り物型の〈エンブリオ〉。

TYPE:キャッスル

プレイヤーが居住できる建物型の〈エンブリオ〉。

TYPE:テリトリー

プレイヤーが展開する結界型の〈エンブリオ〉。

TYPE:メイデンwith

レアカテゴリーの〈エンブリオ〉。基本形態が女性で必ずほかのカテゴリーを併せ持つという特徴を持ち、例えば「with アームズ」はTYPE:アームズに変化するメイデンの〈エンブリオ〉ということになる。メイデンのマスターはこの世界をゲームだと思っていないという傾向がある。
対になる男性型の〈エンブリオ〉も存在するが、メイデンに輪をかけて数が少ない。

上位カテゴリー、レアカテゴリー、オンリーワンカテゴリー

通常カテゴリーに分類されない〈エンブリオ〉。

ジョブ類

ジョブ

〈Infinite Dendrogram〉の職業。〈マスター〉、ティアンにかかわらず就くことができる。ジョブレベルを上げることで様々なスキルを習得できるが、就けるジョブの数は最大レベル50の下級ジョブが6つ、最大レベル100の上級ジョブが2つの計8つまでとなっており、合計レベル500まで上げることができる。

下級職

無職の者が最初に就くジョブ。レベル上限は50で、6つまで同時に就くことができる。

上級職

転職条件が課されたジョブ。レベル上限は100で、2つまで同時に就くことができる。

超級職<スペリオル・ジョブ>

転職条件が厳しく、各ジョブごとに先着1名しか付けないジョブ。レベル上限がなく、本来は500でカンストする合計レベルをいくらでも上げられる。

クラン等

クラン

一定の目的を持つ者の集団。

ギルド

主にティアンが運営する職業組合。
各ジョブ専門のジョブクエストを取りまとめるギルドが存在する。(裁縫ギルドなど)
名称が○○ギルドでない場合も多く、王国では騎士系統のジョブクエストは騎士団が、司祭系統のジョブクエストは教会が取りまとめている。
それらとは別に、ジョブを問わず依頼を取りまとめる冒険者ギルドがある。

冒険者ギルド

討伐、護衛、収集、雑事といったギルドクエストの斡旋所。登録すれば〈マスター〉、ティアンを問わず、依頼を受注できる。ギルドにある分厚いカタログから受注可能な依頼を選べるが、受注できない難易度の依頼は表示されない。

〈アルター王国三巨頭〉

アルター王国における各ランキングのトップランカーたちの通称。討伐ランキングトップの【破壊王】(キング・オブ・デストロイ)、決闘ランキングトップの【超闘士】(オーヴァー・グラディエーター)フィガロ、トップクラン〈月世の会〉のオーナー【女教皇】(ハイプリエステス)扶桑月夜の3人を指す。

〈月世の会〉

【女教皇】(ハイプリエステス)扶桑月夜がオーナーのクラン。現実世界に存在する宗教団体〈月世の会〉を母体とし、「枷に囚われた肉体より離れ、真なる魂の世界に赴く」という教義のもと、ゲーム内に進出した。千人を超す規模の信者がいる。

〈叡智の三角〉

ドライフ皇国のクランランキングトップに立つクラン。オーナーは【大教授】(ギガ・プロフェッサー)Mr.フランクリン。

〈DIN〉 | 〈デンドログラム・インフォメーション・ネットワーク〉

〈Infinite Dendrogram〉内に存在する国境を越えた情報屋集団。各国で情報を集め、他国に売り払うことを生業としている。政情や軍事だけではなく、イベントなどの情報も扱うマスコミのような存在。新聞も発行している。

近衛騎士団

アルター王国の王に仕える騎士団。副団長はリリアーナ。ドライフとの戦争で〈マスター〉が手を貸さず、敵国の〈マスター〉が猛威を振るったため、〈マスター〉という存在を忌み嫌っている。
団長はリリアーナの父が亡くなって以降は後任がいないため空席。

〈黄河四霊〉

黄河帝国の最強四大プレイヤーのこと。その一人が決闘ランキング2位の〈超級〉(スペリオル)、迅羽である。

〈ゴゥズメイズ山賊団〉

〈クルエラ山岳地帯〉を根城とする、ティアンによる誘拐殺人集団。首魁は、人馬種族のアンデッドにして闘士系統上級職【剛闘士】(ストロング・グラディエーター)ゴゥズと牛頭種族にして死霊術師系統上級職【大死霊】(リッチ)メイズ。

PK、PKクラン

PKとはプレイヤーがプレイヤーを殺すこと。〈Infinite Dendrogram〉内のルールではプレイヤー同士の争いは犯罪に当たらないため、PKを目的、娯楽とした者や集団が存在する。アルター王国の有名なPKクランは、悪役ロールプレイに徹する〈凶城〉、プレイヤーからのハンティングを目的とする〈K&R〉、〈マスター〉、ティアン関係なく略奪する野盗集団〈ゴブリンストリート〉の3クラン。

アイテム類

MVP特典

〈UBM〉を討伐した際は、MVP取得者にしか使えない譲渡不可のレアアイテムが手に入る。ただしティアンが所有者で、かつ死亡した場合は運営に回収され、超レアドロップや景品になることがある。

【ヒールポーション】

HPを回復するアイテム。

【救命のブローチ】

使い捨てのアクセサリー。致命ダメージを無効化するが、ダメージ÷HPの回数だけ10%の確率で破壊判定がある。

【身代わり竜鱗】

使い捨てのアクセサリー。ダメージを10分の1にするが、発動すると必ず壊れる。

【適職診断カタログ】

このカタログを読み質問に回答していくだけで、そのときに就けるジョブの中で一番合っているジョブが探せる。

【騎馬民族のお守り】

アクセサリー。装備することで《乗馬》スキルのレベルが+1され、《乗馬》を習得したことになる。適性のあるジョブで習熟していけば、自前のスキルにできる。

〈マジンギア〉|〈マジック・アンド・ギア〉

操縦者の魔力で稼働するドライフ皇国の主力戦闘兵器。〈魔法と歯車〉(マジック・アンド・ギア)の略語。魔力を用いる独自の科学技術によって造られた兵器である。ゲーム開始時点では機械式甲冑(パワードスーツ)〈マーシャル〉と戦車〈ガイスト〉が用意されているだけで、人型戦闘ロボットはなかった。

【ガレージ】

マジンギアを格納するアイテム。シートを地面に広げるとシャッターのようにゲートが開き、空洞となった地面からリフトに乗ったマジンギアがせり上がってくる。【ガレージ】内では自動でメンテナンスが行われる。

【マーシャルⅡ】

亜竜級のマジンギア。【マーシャル】の発展系として開発された人型戦闘ロボットで、量産が可能。搭乗者は通常で分間MP1、戦闘中は秒間MP1を消費する。人型戦闘ロボットを造るというMr.フランクリンの野望のもと、試行錯誤を重ねて開発されたプレイヤーメイドのアイテム。

【マーシャル】

ゲーム開始時にドライフ皇国に用意されていた機械式甲冑(パワードスーツ)。
装備としての性質は大きく異なるが、名称は【マーシャルⅡ】に引き継がれた。

【墓標迷宮探索許可証】|【許可証】

墓標迷宮を探索するために必要なアイテム。難易度:三のクエストの報酬として入手するか、ボスモンスターからのランダムドロップで手に入れるか、市場で高額を支払うしかないため、墓標迷宮は初心者に向かないとされている。【聖騎士】ならば許可証は不要。

【快癒万能霊薬】(エリクシル)

病毒系状態異常を解除するアイテム。病毒系状態異常耐性も180秒間付与される。

【レムの実】

とても美味な果物。王都アルテアの高級特産物で王都内の果樹園か〈旧レーヴ果樹園〉でしか手に入らない。

【煌玉馬 ゼフィロス・シルバー】| 【シルバー】

騎乗用の特殊装備品。先々期文明の名工フラグマンの作製した五騎の煌玉馬の一騎。機械式であるが本物の馬のようで、性格は猫のよう。騎乗者が《乗馬》もしくは《騎乗》スキルを持っていないと走らせられない。

【怨霊のクリスタル】

【死霊王】(キング・オブ・コープス)になるための条件の一つとされているアイテム。死の不浄を払うとされる【清浄のクリスタル】に莫大な恐怖の感情、つまり怨念を吸収させることでクリスタルは黒色へ変化し【怨霊のクリスタル】が完成する。

【高位霊水】

呪怨系状態異常を解除するアイテム。

【瘴焔手甲 ガルドランダ】

【ガルドランダ】討伐のMVP特典。焔と瘴気と三面鬼の概念を具現化した伝説の武具。極めて高い防御力を誇るとともにSTRに100%の装備補正がつき、装備スキルとして《煉獄火炎》《地獄瘴気》が使用できる。
《■■■(名称不明)》というスキルも存在するが、今はまだ使用できない。

【紫怨走甲 ゴゥズメイズ】

【ゴゥズメイズ】討伐のMVP特典。逸話級武具。装備スキル《怨念変換》は周囲の怨念を吸収貯蔵してSP・MPに変換でき、《人馬一体》は《乗馬》レベルをプラス1し、AGIに《乗馬》のスキルレベル×10%の補正を付与する。

【断詠手套 ヴァルトブール】

〈UBM〉討伐のMVP特典とされている。装備補正として精神系状態異常と攻撃魔法への耐性を得るほか、MPとSPを増量させる。装備スキルは《断詠》。相手の詠唱をキャンセルさせることができる。ただし、詠唱のない魔法や発動後の魔法には効果がない。
《■■(名称不明)》というスキルも存在するが、今はまだ使用できない。

【テレパシーカフス】

装備した者同士で念話ができるイヤーカフス型の通信アイテム。距離に限りはあるが、ひとつの街とその周辺ぐらいであれば繋がる。

【極竜光牙剣 グローリアα】

フィガロの〈超級武具〉(スペリオル・アームズ)。ブロードソードのような形状をしている。
超高熱の光を剣に纏い、放射することもできる。

【応龍牙 スーリン・イー】

迅羽の<超級武具>(スペリオル・アームズ)。MPとSPを注いだ分だけ威力が上がる。

【痺蜂剣 ベルスパン】

マリーの逸話級武具。遅効性麻痺毒に特化した短剣。

【ナイトペイン】

マリーの武具。攻撃軌道を隠蔽する黒塗りの短剣。

モンスター

ボスモンスターのステータスや脅威度によって設定されたランク付け。

亜竜級

下級職の1パーティ6人、あるいは上級職1人の戦力に相当する。

純竜級

純竜級は上級職の1パーティ6人に相当する。

〈UBM〉ユニーク・ボス・モンスター

モンスター側のマスターとも呼べる存在で、同レベルのボスに比べ数段上の戦闘力を持っている。世界に一種一体しか存在しないため、めったに遭遇することはないが、例外なく特殊な力を持っており上級パーティですら壊滅させられることもしばしば。
逸話級、伝説級、古代伝説級、神話級とランク分けされているが、神話級のさらに上に〈SUBM〉、あるいは〈イレギュラー〉という限界を超えたランクも存在する。

〈SUBM〉

〈UBM〉の頂点であり、モンスターの限界点であるレベル100を越えた例外のモンスター。
運営がレイドボスとして投入した事例が過去に数件ある。
また、〈SUBM〉と同様にレベル100を超え、しかし運営にコントロールされていない〈イレギュラー〉と呼ばれるモノも存在する。

【デミドラグワーム】

巨大なムカデのような亜竜級モンスターで、全長は30メートルほど。ハ虫類のようなウロコと上下左右に稼働する大顎を持つ。

マリリン│【トライホーンデミドラゴン】

ルークの所有するモンスター。トリケラトプスのような3本の角を持ち、巨大な体躯は重厚な甲殻に覆われている。名前は有名な女優から取られた。

オードリー│【クリムズン・ロックバード】/【ロックバード】

【ガルドランダ】が騎乗していた亜竜級の戦闘力を持つ猛禽類のモンスター。【ガルドランダ】が倒されたことで騎獣でなくなったため、ルークの《雄性の誘惑》でテイムされた。こちらも名前は有名な女優から取られた。

リズ│【ミスリル・アームズ・スライム】

金属スライム種のなかでも希少な種。液状の体をミスリル武器に変形させる特殊能力を持つ。主食は水と鉱物で特にミスリルを好む。かつてテイムされたことはなく、ルークがテイム成功の第一号となった。こちらも名前は有名な女優から取られた。

【大瘴鬼 ガルドランダ】/【ガルドランダ】

ゴブリンたちを統率する伝説級〈UBM〉。5メートルを超える屈強な体躯を持ち、頭部と両肩に大きな口を持つ。その口から発する黒紫の煙には【猛毒】【酩酊】【衰弱】の状態異常効果がある。強力な火炎も吐くことができる。

【怨霊牛馬 ゴゥズメイズ】

メイズの《グラッジ・アンデッド・クリエイション》によって発生した逸話級〈UBM〉。周囲の怨念を吸収して力に変え、負の感情に反応して手当たり次第に生物を殺傷しては怨念を吸い上げる。半永久期間的に暴走するモンスター。

【オキシジェンスライム】

フランクリンが開発した液体酸素のモンスター。開発名称はデストロイヤー君。対象を呑み込んだ途端、皮膚と装備の判別ができなくなるほど溶解し、同時に冷気をばらまいて周囲を凍結させる。酸素であるため火属性の攻撃は大爆発を引き起こし、かえって危険。

【ナイトラウンジ】

フランクリンが開発した飛翔型モンスター。地に向けた腹や側面は夜闇に溶け込み、地上から視認することはできない。

【邪神の落とし子】(イヴィル・チャイルド)

種族として特定の形状を持たないモンスター。誕生時は肉の球体だが、環境に応じて肉体の部位や器官を自在に生やし、適応することができる。
名称はかつて存在した【邪神(ジ・イーヴィル)】の創ったモンスターに準えてつけられた。

【ブロードキャストアイ】

コウモリのような羽を生やした単眼のモンスター。闘技場の生中継用に使用され、【ブロードキャストアイ】が見た映像と聞いた音は受信機役のモンスターに送られ、受信機役は立体映像として空中に投影する。

【RSK】(レイ・スターリング・キラー) 

フランクリンがレイを倒すためだけに生み出したモンスター。【邪神の落とし子】と【ローパー】の上位改造種で、肉の球体とそれを支える十本の腕で構成されている。レイのスキルを無効化するためのあらゆる耐性を持つ。

【MGD】(メカニクス・ゴッド・ディラン)

フランクリンが〈超級〉(スペリオル)との決戦用に開発している最強の生物兵器。

【DGF】(ダイノアース・ギガ・ファランクス)

フランクリンが開発したモンスター。伝説級の〈UBM〉【ドラグファランクス】の特典を素材にして作られた。もととなった伝説級〈UBM〉に匹敵する戦闘力を持ち、あらゆる攻撃を減衰する《竜王気》と呼ばれるスキルを持つ。

【KOS】(キングサイズ・オキシジェン・スライム)

フランクリンが開発したモンスター。【オキシジェンスライム】を巨大化させた青いスライム。【オキシジェンスライム】の特性を有する。

【NDW】(ニュークリア・ドラグワーム)

フランクリンが開発したモンスター。ベースが【デミドラグワーム】であるため、高度な地中穿孔能力を持つ。さらに古代伝説級の【ウルターガング】の特典も素材として組み込まれ、半径200キロを灼熱と放射能の嵐で消滅する自爆攻撃ができる。

【三極竜 グローリア】

???

スキル

スキル(エンブリオ、ジョブ)

ジョブによって様々なスキルを習得し、エンブリオの成長によっても使用できるスキルが変わっていく。

《ファーストヒール》

【聖騎士】(パラディン)、または司祭系統の初級回復魔法スキル。

《フォースヒール》

高位の回復魔法スキル。HPを回復するだけでなく、【骨折】のような状態異常も解除する。

《カウンター・アブソープション》

【ネメシス】の固有スキル。回数制の防御スキルで、ストックの数だけ攻撃を無効化する光の壁を生成する。習得時のストック総数は最大2つで、24時間経つと1つ回復する。

《復讐するは我にあり》(ヴェンジェンス・イズ・マイン)

【ネメシス】の固有スキル。相手から24時間以内に受けたダメージの合計値を倍加した、防御無視の固定ダメージを放つ。スキルやアイテムで軽減した数値や《カウンター・アブソープション》で無効化した数値も合算される。一度放つと対象へのダメージカウンターはリセットされる。

《聖騎士の加護》

【聖騎士】(パラディン)の固有スキル。物理攻撃、魔法攻撃問わず受けるダメージを10%カットする、MP消費なしの常時発動スキル。騎士系統ジョブ以外に転職すると効果がなくなる。

《グランドクロス》

【聖騎士】(パラディン)の奥義。聖属性の光の奔流を対象の足もとから十字状に噴出させ、そのエネルギーで焼き尽くす大技。

《聖別の銀光》

ごく限られた【聖騎士】(パラディン)【教会騎士】(テンプルナイト)のみが使える対アンデットの特効付与スキル。白銀の光を輝かせ、アンデットを葬る。

《逆転は翻る旗の如く》リバース・アズ・フラッグ

【ネメシス】の固有スキル。敵からの状態異常、デバフ効果を反転し身体を強化する。スリップダメージがある場合はHPが継続回復し、ステータスが減少している場合はステータスが上昇するというもの。スキル効果はSPがある限り継続するが、SPが尽きるか原因となった敵が死ぬと状態異常とデバフが復活する。

《小淫魔の誘惑》リリム・テンプテーション

【バビロン】のスキル。男性に【魅了】の状態異常を付与する。

《小淫魔の吸精》リリム・ドレイン

【バビロン】のスキル。【魅了】の状態異常が掛かった相手からHP、MP、SPをドレインする。

《雄性の誘惑》メール・テンプテーション

【女衒】(ピンプ)系統のスキル。女性限定で【魅了】の状態異常を付与し、モンスターを一定確率でテイムする。【魅了】は【混乱】の上位互換で、【魅了】を掛けた者を守り、その者の敵を攻撃するようになる。

《アストロガード》

【鎧巨人】(アーマー・ジャイアント)の固有スキル。移動を封じられる代わりに防御力を5倍にする。

《天よ重石となれ》ヘブンズ・ウエイト

【アトラス】の固有スキル。射程範囲内の重力を増すことで継続ダメージを与える。対象が近ければ近いほど効果を発揮し、2メートルの距離で重力は最大500倍となる。同時に【拘束】の状態異常が掛かる。

《解放されし巨人》アトラス

【アトラス】の必殺スキル。自身の防御力を攻撃に変換し、10秒だけ攻撃力を10倍にする。直撃すれば〈超級〉(スペリオル)ですら即死するほどの威力と、【アトラス】の〈マスター〉であるバルバロイは自負している。

《喚起》(コール)│《送還》(リ・コール)

【ジュエル】に収納したモンスターを呼び出すときの詠唱が《喚起》(コール)。収納し直すときの詠唱が《送還》(リ・コール)。

《ペンは剣よりも強し》

【記者】(ジャーナリスト)の保有スキル。パーティ全体の経験値を増量させるが、自身は一切戦闘ができなくなる。このスキルはオフにできないため、【記者】は戦闘面ではまったく役に立たない。

《ドレイン・ラーニング》

【バビロン】の固有スキル。モンスターからのドレイン時に低確率(1%)で対象の持っているスキルをランダムに一つ習得する。

《煉獄火炎》

【瘴炎手甲】の装備スキル。手の甲にある鬼の口から猛烈な勢いで焔を放つが、敵味方を区別しないだけでなく、手甲の向きによっては自身も攻撃対象に含まれるため使える場所が限られる。追加効果で【火傷】と【炭化】の状態異常を付与。

《地獄門》

【コキュートス】の固有スキル。13秒ごとに対象の状態異常【凍結】を進行させるスキルで、その進行度は対象が同種族をどれだけ討伐したかの値で変化する。【凍結】に対する耐性を無視する効果がある。

《アビス・デリュージョン》

【死呪宣告】【衰弱】【劣化】の状態異常を与え、生きながらにして朽ちさせ屍に変える大魔法。

《デッドマンズ・バインド》

《アビス・デリュージョン》と同様の大魔法で【拘束】【呪縛】【脱力】の状態異常を付与する。メイズは口頭詠唱と右手に仕込んだマジックアイテムでの無詠唱により、《アビス・デリュージョン》と二重に発動し、対象に6つの状態異常を与える。

《アウェイキング・アンデッド》

《死霊術》スキルの一つ。アンデッドモンスターを起動させる魔法で、洞窟内などに埋め込んでおいた死体を使ってトラップ的に使用することもできる。

《地獄瘴気》

【瘴炎手甲】の装備スキル。手の甲にある鬼の口から瘴気を噴出し、【猛毒】【酩酊】【衰弱】の状態異常を付与する。風の強い場所や屋内では自身も巻き込まれるおそれがある。

《紋章偽装》

TYPE:メイデンの固有スキル。メイデンが〈マスター〉だと偽るために、左に紋章を偽装する。紋章だけでなく、ステータスも〈マスター〉のものに偽装することができる。

《デッドリー・ミキサー》

【大死霊】(リッチ)の奥義。大量の怨念を物理的な破壊力に変換して叩きつける禁呪で、【怨霊のクリスタル】をコストにすれば純竜級すら抹殺する威力を持つ。

《グラッジ・アンデッド・クリエイション》

メイズが独自に作り上げた強力な報復術式。卵型のアイテムに偽装し、付与した者が死亡したのち、そのアイテムに敵対者が触れたときに発動する。触れた者とその周囲の者、そして渦巻く怨念を卵の中に吸い込むと、強大なアンデッドが孵化する。

《グレーター・ビッグポケット》

【強奪王】(キング・オブ・バーグラリー)の固有スキル。半径100メテル以内に存在する譲渡不可アイテム以外のアイテムを奪い、強制的に自身のアイテムボックスに収納する。

《グレーター・テイクオーバー》

【強奪王】(キング・オブ・バーグラリー)の固有スキル。射程距離に存在する相手の部位を奪うスキル。自分の手が掴めるサイズならば、どこであろうとむしり取り、命すら奪うことができる。

《黒死楽団葬送曲》ブラックウィング・オーケストラ

【フレーズヴェルグ】の固有スキル。翼から舞い散らした無数の黒羽から漆黒の風の刃を放出し、対象を斬殺する。

《天地逆転大瀑布》

【ポセイドン】の固有スキル。何もないところから、大量の水を噴き上げる。大瀑布を逆さにしたような大技。

《死喰鳥》フレーズヴェルグ

【フレーズヴェルグ】の必殺スキル。翼を消失させて両腕に無数の黒羽を集め、渦巻く黒羽によって暗黒の竜巻を発生させる。闇属性と風属性の複合属性魔法攻撃。

《金牛大海嘯》ポセイドン

【ポセイドン】の必殺スキル。黄金の斧を消失させ、空間に空いた穴から金色の大海嘯を発生させる。

《真火真灯爆龍覇》

【尸解仙】(マスターキョンシー)の奥義。数百枚の【符】を設置し、巨大な火柱を生む最強の一手。

《彼方伸びし手・踏みし足》テナガアシナガ

【テナガアシナガ】の必殺スキル。手足を敵体内にワープさせて攻撃できるが、ごく短い時間しか発動させられない。

《フィジカルバーサーク》

身体ステータスを爆発的に上昇させる代償に肉体の制御を失い、ほかのアクティブスキルが一切使用できなくなるスキル。フィガロはパッシブスキルで制御不能のデメリットを消している。

《極竜光牙斬――終極》

【グローリアα】の装備スキル。刃から放たれる旭光が光の柱となって相手を焼き尽くす。

《キャスリング》

手持ちのモンスターと自分の位置を入れ替える上級スキル。数少ない転移スキルだが、有効射程が短いため移動のみの用途には向かない。

《隠行の術》

姿を隠すスキル。

《黒の追跡》《青の散弾》《赤の爆裂》《緑の貫通》

【アルカンシェル】の固有スキル。透明な容器に入った絵の具を装填し、弾丸生物を放つ。弾丸生物に追尾能力を持たせる《黒の追跡》、弾数を増やす《青の散弾》、爆発力に特化した《赤の爆裂》、貫通能力が付与された《緑の貫通》を使い分け、相手を殲滅する。
作中で使用されていないが、麻酔弾の《白の麻酔》、閃光弾の《銀の閃光》も存在する。

《ユニオン・ジャック》

【バビロン】の固有スキルで、〈マスター〉と〈エンブリオ〉と従魔の三身を融合させ、三者のステータス、スキル、人の知恵を併せ持った一体の魔人を生み出す。発動までのチャージに時間が掛かるのが難点。

《煉獄閃》

【コキュートス】の固有スキル。《地獄門》によって【凍結】させた対象から吸収した熱量を、攻撃エネルギーへと変換する。

《ライフリンク》

所有するモンスターとHPを共有するスキルで、モンスターが全滅するまで自身が倒れることはなくなる。ただし、従属キャパシティに収めたモンスターにのみ有効で、パーティ枠を使う形式のモンスターには使用できない。さらにモンスターとの絆も必要になる。

《獣震楽団》ブレーメン

【ブレーメン】の必殺スキル。四体一組のレギオンの力を一体に集中し、通常時を遙かに上回る出力で音楽スキルを放つ。4つの楽器のうちどの楽器を拡張するかで、攻撃パターンが変化する珍しいスキル。

《奏楽王の指揮》

【奏楽王】(キング・オブ・オルケストラ)の固有スキル。音楽系スキルの効果を数倍に上昇させる。

《音響探査》

【ブレーメン】のスキル。音を響かせソナーのように周囲を探る。姿を隠していようと実体があれば必ず見つけ出すことができる。

《ハートビート・パルパライゼーション》

【ブレーメン】の固有スキル。振動波によって周辺数百メテルの物体を粉砕し、塵へと返す攻防一体の全周範囲攻撃。

《消ノ術》

【絶影】(デス・シャドウ)の奥義。短時間であるが完全に世界から姿を消すことができる。見ることも触れることも聞くこともできなくなるが、1分間で底をつくほどSPを消費する。

《ファイナル・オルケストラ》

【奏楽王】(キング・オブ・オルケストラ)の奥義。自身のHPの9割と引き替えに以後の1分間に音楽系スキルの効果を10倍化する。

《虹幻銃》アルカンシェル

【アルカンシェル】の必殺スキル。“絵の具”の薬莢を使い、マリー自身が“描いた”弾丸を使用する。放たれる弾丸生物の能力は描く際に使用した“絵の具”に左右される。事前に弾丸にキャラクターを描いておく必要がある、最大6発までしかストックできない、さらに使用した絵の具は24時間使用できない、といった制限がある。

《風蹄》

【白銀之風】(ゼフィロス・シルバー)の装備スキル。空気を圧縮したバリアと飛行能力を得る、防御と移動に特化したスキル。

《叡智の解析眼》

【大教授】(ギガ・プロフェッサー)の固有スキル。対象の生物を見続けることで、そのステータスや保有スキル、成長性、状態異常、ドロップアイテムなどを看破する。《隠蔽》や《偽装》といったスキルも見続けることで剥がすことが可能。

《破壊権限》デストロイオーダー

【破壊王】(キング・オブ・デストロイ)の固有スキル。あらゆる《破壊無効》スキルを無効化し、破壊不能対象を破壊する。防御スキルや致命ダメージ無効スキルすらも無効化する。

《両舷五連装自在砲塔》ツイン・クィンティブルカノン

【バルドル】の固有スキル。艦体の両側にある五連装砲塔から砲撃を放つ。

《七十七連装誘導飛翔体発射機構》スターダスト・ジェノサイダー

【バルドル】の固有スキル。甲板から露出する無数の発射管から放たれる追尾ミサイル。

《光学斬式近接防御網》ブラッディー・レイザーストーム

【バルドル】の固有スキル。装甲各部がスライドして機関銃がせり出し、紅いレーザー光線を放つ。射程内の対象は瞬時に細切れとなる。

Etc.

管理AI

〈Infinite Dendrogram〉を管理するAI。チュートリアル担当、モンスター担当、環境整備担当など、個体ごとに役割が異なっている。プレイヤー、ティアン、モンスターの自由意志を尊重し、その行動の結果には関知せず、仮に大規模な環境変化があったとしても巻き戻しを行うことはない。

デスペナルティ

ゲーム内での死亡時に発動するデメリット。〈Infinite Dendrogram〉内では現実時間で24時間のログイン制限があり、ゲーム内では72時間ログインできなくなる。仮にクエストを受注している場合は3日間放置することになる。

超級殺し

デンドロ内で殺し屋プレイをしている謎の存在。指名手配を受けた〈超級〉(スペリオル)の暗殺を依頼されたことがあり、デスペナルティに追い込んだことから〈超級殺し〉と呼ばれることになった。

リル

〈Infinite Dendrogram〉における通貨。通貨価値はおよそ1リル=10円相当で、ゲーム内で流通している銀貨1枚が1000リルとなる。ゲームスタート時の所持金は銀貨5枚。

メテル

〈Infinite Dendrogram〉における長さの単位。1メテル=1メートル。

〈超級激突〉

ギデオンで開催される〈超級〉(スペリオル)同士が試合をするイベント。〈超級〉(スペリオル)同士の公式試合はこれまでどの国の決闘都市でも起きたことはなく、国内外から注目が集まっている。

〈神造ダンジョン〉

〈Infinite Dendrogram〉には、2種類のダンジョンが存在する。本来ダンジョンではない場所が様々な事情でダンジョン化した〈自然ダンジョン〉と、初めからこの世界にダンジョンとして作られた〈神造ダンジョン〉である。〈神造ダンジョン〉はモンスターが無尽蔵に湧き出るがダンジョン外に流出しないという特徴があり、一定階層ごとにボスモンスターが配置されている。

必殺スキル

〈エンブリオ〉自身の名前を冠した〈エンブリオ〉最大最強のスキル。エンブリオの特性を発揮したスキルになるが、習得できるのは早くても上級に進化したあと。

状態異常

〈Infinite Dendrogram〉におけるステータス異常。〈Infinite Dendrogram〉では五感が再現されているため、状態異常がそのままプレイヤーの行動に影響を及ぼすことになる。状態異常をいかに扱い、対策するかが攻略のカギといっても過言ではない。

アナウンス

クエストの発生、ステータス変化、ログアウトなどの際に流れる案内のこと。現実世界での体調の変化もポップアップウィンドウで報告される。

戦争イベント

プレイヤーとティアンが所属国の命運を懸けて争う国家間戦争。めったに起きないが、〈Infinite Dendrogram〉の目玉の一つとして周知されている。参加資格があるのは各ランキングに入った〈マスター〉および、クランランキングに入ったクランのメンバーのみ。

ランキング│ランカー

〈Infinite Dendrogram〉内には国ごとに3つのランキングが存在する。モンスター討伐の成果を競う「討伐ランキング」、闘技場での対人戦闘の成績によって決まる「決闘ランキング」、クランの規模を比較する「クランランキング」の3つで、それぞれの上位30名はランカーとしてランキングに掲載される。

従属キャパシティ

パーティの上限は6人だが、モンスターや〈エンブリオ〉は所有者の戦力の一部として従属扱いにできる。従属扱いにする場合は個体ごとに使用コストがかかり、プレイヤーのキャパシティを越えるモンスターを使役すると、能力に制限が掛かり経験値も入らない。ただし、エンブリオのコストは0である。
従属キャパシティは【従魔師】や【女衒】などモンスターを使役するジョブで伸びやすい。